更新日 : 2020年4月29日
最近では、腸を整える習慣「腸活」を取り入れて腸を活性化して自然と体をすっきりさせる「腸活ダイエット」が話題となっていますね^^
便秘は女性の悩みBest3に入るほど多くの方が経験したことがあるのでは?。便が出ないとポッコリおなかが目立ちます。でも、それだけではありません。便秘は「脂肪を増やす」とも言われています。ダイエットしたいのであればまず、便秘を解消し「腸の活性化」を目指すべき!ということでお腹周りの脂肪を減らす腸活についてご紹介していきます。
便秘が続くと、体にはさまざまな悪影響を与えます。便秘によって悪玉菌が増殖してしまうと、むくみや血行不良の原因となるからです。ですから体にとって良い働きをしてくれる善玉菌を、悪玉菌よりも増やすことが必要なのです。
腸は、代謝機能を担う肝臓と密接な関係があります。腸機能が低下すると肝臓に負担がかかり、代謝機能も落ちてしまうのです。私たちの体は代謝によって糖や脂肪をエネルギーへと変換しているため、代謝機能が低下すると、やせにくい体になってしまいます。便秘を解消して腸内をきれいに保ち、代謝を活発にすることが、ダイエットのポイントとなります。さらに、腸内細菌がつくり出してくれるのはセロトニンやドーパミン、ノルア ドレナリンといったホルモン前駆体。セロトニンは気持ちを落ち着かせる幸せホルモンとして知られ、その90%は腸でつくられています。ストレスを感じた時に心拍数や血圧を上げる働きをするホルモンの分泌を促すものも腸内細菌がつくります!
腸内フローラの構成バランスは、善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1といわれています。善玉菌がよいはたらきをしてくれるために必要なのは、日和見菌(土壌菌)を味方につけること。中でも、食べ物を分解してエネルギーに変える働きのあるバクテロイデス門(日和見菌)が増えると、短鎖脂肪酸を生成し、痩せやすい体質になります。一方、消化されたものを溜め込んでしまうフィルミクテス門(日和見菌)が増えると少食なのに痩せないとなってしまいます。
腸の健康に不可欠な水溶性・不溶性食物繊維がどちらも豊富に含まれているキャベツを食前に小皿1杯分(100g)を食べることで、免疫力を高めつつ食べ過ぎも防げます。
材料
キャベツ 200g
塩糀 大さじ1
リンゴ酢 大さじ4
作り方
キャベツを食べやすい大きさにカットして調味料を和え、冷蔵庫で1日寝かせしんなりとさせる。
お酢に含まれる有機酸は、運動後などの疲労回復もサポートしてくれます。週2回ぐらい作り置きをして食べていますが、便秘知らず♡少しずつ腸に良い環境を整えていける習慣を身につけてやせ菌を増やしていきましょう!勝手にスルスルっとお腹の脂肪が落ちていきますよ^^
ビューティーコンサルタント
栗田加奈子
美容師・ブライダルスタイリスト・カラーリスト・イメージコンサルタントとして 23年間で10,000人以上の女性をプロデュース 百貨店や大手企業では、「第一印象力アップ講座」や(誰からも愛される)「しぐさ美人レッスン」など講師としても活動している。 (プライベートでは)2児の母として、“食”と“日本文化”を大切にした日常をおく り、光文社 STORY の読者モデル・公式デジタリストとしても心豊かな Life style をテーマにした記事を発信している。